進学や就職、あるいは新生活のスタートに合わせて、新しくベッドの購入を検討される方は非常に多いです。しかし、これまでずっと床に敷布団を敷いて寝ていた「布団派」の方にとって、「マットレスの柔らかい寝心地が体に合うか不安……」「ベッドに変えても、やっぱりお布団の落ち着く感覚は残したい」というのは切実な悩みですよね。
そんな布団派の方や、洋室にいながら手軽に和のくつろぎ空間を取り入れたい方に今、絶大な人気を集めているのが「畳(たたみ)ベッド」です。
畳ベッドとは、一般的なマットレスを載せる床板の部分が「畳」の構造になっているベッドフレームのこと。今回は、初めてベッドフレームを購入する方にもわかりやすく、畳ベッドならではの魅力や注意点、購入前に必ず確認しておくべきお部屋の基本チェックポイントまで徹底解説します!
通常のベッドとは異なる独自の魅力を持つ畳ベッド。なぜ今、多くの人に注目されているのか、その代表的なメリットを3つに分けて深掘りしていきましょう。
一般的なウッド調やスチールのベッドフレームに直接布団を敷くと、体から出る汗などの湿気が逃げず、布団や床板にすぐカビが発生してしまいます。しかし、畳ベッドの床板である畳は、本来持っている吸湿性や放湿性に非常に優れているため、お手持ちの敷布団をそのまま載せて使うことが可能です。新生活を始めるにあたって、新しく高価なマットレスを購入する初期コストを大幅に削減できるため、とても経済的です。
床に直接布団を敷いて寝る生活では、朝起きるときや夜横になるときに、一度深くしゃがみ込む必要があります。これは毎日のことなので、意外と足や腰に負担がかかっているものです。畳ベッドを導入すれば、寝心地は布団のまま、ベッドとしての「高さ」が生まれるため、椅子から立ち上がるようなスムーズな動作でラクに起き上がることができます。
朝起きてお布団をサッと畳んでしまえば、ベッドの上がお部屋の中のちょっとした「和室(小上がり)」に変身します。一人暮らしの限られたワンルームなどでも、お茶を飲んでひと息ついたり、洗濯物を広げて畳んだり、お昼寝のときにゴロゴロと座布団代わりに腰掛けたりと、寝室兼リビングのように空間を何通りにも有効活用できます。
メリットだらけに思える畳ベッドですが、大型家具だからこそ、暮らし始めてからのギャップを防ぐための注意点も存在します。
畳ベッドは、マットレスのように沈み込むクッション性がありません。硬めのしっかりとした寝心地が好きな方には最適ですが、人によっては「思ったより体が痛い」と感じる場合もあります。その場合は、厚手のしっかりとした敷布団を重ねたり、畳の上に薄手のウレタンマットレスなどを部分的に敷くことで、自分好みの快適な硬さに簡単に調整することができます。
畳そのものが調湿機能を持っているとはいえ、毎晩眠っている間の汗は布団を通過して畳に蓄積していきます。カビの発生を防ぎ、衛生的に長く愛用するためには、定期的に布団を上げて畳を空気に触れさせてあげることが大切です。製品によっては、畳を持ち上げるとその下が通気性抜群の「すのこ板」になっているものや、畳を外してベッド下のお掃除がしやすい構造のものもありますので、管理のしやすさも注目ポイントです。
畳ベッドを初めて購入する際、設置してから「サイズが合わない!」「部屋に馴染まない」と後悔しないために、以下の4つのポイントを事前にチェックしておきましょう。
まず最初にベッドを配置するお部屋の広さや間取りを正確に計測し、把握することが必要です。お部屋の大きさに不釣り合いなベッドを選んでしまうと、室内のフリースペースが狭くなり、移動しにくくなるなど普段の暮らしに支障が出てきます。ドアの開閉スペースや、周りを歩くための動線に余裕があるかをしっかりシミュレーションしておきましょう。
単身(一人暮らし)なのか、あるいはご夫婦やご家族での使用なのかなど、使用人数に合わせて適切なサイズを選ぶことが大切です。
一般的な人数別のベッドサイズ一覧の目安は下記のようになっています。
ベッドは大型家具の1つであり、すでにお持ちのインテリアや他の家具との色のバランスもとても大切なポイントになります。畳ベッドと聞くと「純和風の部屋にしか合わないのでは?」と思われがちですが、最近の畳ベッドはフレーム部分に洗練された「木製」のデザインを取り入れたものが多く、北欧ナチュラルやモダンな洋室、あるいはメンズライクなインダストリアル調など、洋風のお部屋にもおしゃれに馴染むスタイリッシュなものが増えています。
新生活を始めるにあたっては、引っ越し費用や他の家電の購入など、ある程度まとまったお金が必要になります。そのため、全体の予算を明確にし、ベッドの価格の上限をあらかじめ決めておくことも大切です。また、数年後に引っ越しやライフイベントの変化を控えている場合は、将来も長く使い続けられるような頑丈な設計のフレームを選んでおくと非常に経済的です。
一口に畳ベッドと言っても、最近のモデルには日々の生活をより便利にしてくれるさまざまな付加機能が備わっています。ご自身の理想の暮らしに合わせて選んでみましょう。
ベッドに横になった際に頭側にある板「ヘッドボード」に、小物を置ける「棚(宮棚)」や「コンセント」が付いているタイプは非常に人気です。就寝中にスマートフォンを枕元で充電したい方や、眼鏡、目覚まし時計、お気に入りのアロマなどを手の届く場所にすっきりまとめて置いておきたい方には欠かせない機能です。
反対に、ヘッドボードが一切ない「ヘッドレス」デザインであれば、全長がよりコンパクトに収まるため、お部屋全体を広く見せる効果があります。
ベッドの側面フレームに使いやすい「引き出しタイプの収納」があるものや、床板の畳を上に大きく跳ね上げることで、ベッド下のスペース全体が巨大な物置になる「跳ね上げ式全面収納」のタイプもあります。
扇風機などの季節家電や、お部屋のクローゼットに収まりきらない大量の衣類、スーツケースなどをすっきり目隠しして隠せるため、寝室にタンスを置くスペースがない一人暮らしの方には特におすすめのタイプです。
寝相が悪く、就寝中の万が一の転落が心配な方や、お布団のズレ落ちを防ぎたい方の場合は、サイドフレームに「手すり」や「落下防止用サイドガード」が取り付けられる、あるいは最初から備わっている頑丈なタイプを選んでおくと、毎晩より一層リラックスして安心して眠ることができます。
畳ベッドは、これまで慣れ親しんできた「布団ならではの落ち着く寝心地」と、「ベッドが持つ立ち上がりの楽さ・インテリア性の高さ」のいいとこ取りができる、まさに布団派のための理想的なベッドフレームです。
購入前に「お部屋の大きさと間取り」「必要な収納量」「棚やコンセントの有無」を一つずつ順番に整理していけば、あなたの新生活にぴったりの大正解の1台が必ず見つかります。
い草の優しい香りに包まれながら疲れを癒やす、そんな贅沢なリラックスタイムをぜひお部屋の中に作ってみてはいかがでしょうか。毎日の睡眠環境が、より健康的で心地よいものになることを応援しております!
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
| 27 | 28 | 29 | 30 |
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | ||||
| 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
| 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
| 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |



