【初めてのベッド選びにも】購入前に確認すべきポイントから各部名称・ベッドタイプまで家具専門店が徹底解説!

大学進学や就職、あるいは結婚といったタイミングは、多くの方にとって「初めてベッドを購入するタイミング」でもあります。これまでベッドを自分で買ったことがないと、どのような基準でサイズを選べばいいのか、価格帯はどのくらいが良いのかなど、選ぶべき選択肢が多くて迷ってしまいますよね。

ベッドはお部屋の印象を大きく左右する大型家具だからこそ、事前の準備と確認が何より大切になります。適当に選んでしまうと、いざ配置したときに普段の生活が不便になってしまうこともあります。

今回は、ベッドを初めて購入される方向けに、購入時に注意すべきチェックポイントやベッド本体の基本を丁寧に解説します。新生活を快適にスタートさせるためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

1. 初めてベッドを買う前に確認すること

納得のいくベッド選びをするためには、まず自分自身のライフスタイルやお部屋の環境を見つめ直すことが第一歩です。探し始める前に、以下の6つの項目を正確に把握しておきましょう。

部屋の大きさと間取り

購入前には、まず最初にベッドを配置する部屋の広さや間取りを正確に把握することが必要です。部屋の大きさに不釣り合いな大きさのベッドを購入してしまうと、室内のスペースが狭くなり、移動しにくくなるなど普段の暮らしにも支障が出てきます。ドアの開閉や生活動線に問題がないかをあらかじめ考慮しておきましょう。

使用人数

単身としての使用なのか、あるいは同棲や結婚生活の中での使用なのかなど、ベッドを使用する人数によっても適切なベッドの大きさは異なります。 人数別のベッドサイズ一覧の目安は下記のようになっています。ご自身の状況に合わせて最適なサイズを選びましょう。

  • セミシングル: 1人(小柄な方、子供)
  • シングル: 1人(平均的な体格)
  • セミダブル: 1人(体格の大きい方)
  • ダブル: 1〜2人(大人2人だと狭い場合も)
  • クイーン: 2人(2人でゆったり眠れる)
  • キング、ワイドキング: 2〜4人(家族用)

ライフプラン

ベッドは長く使い続ける家具です。例えば数年後に結婚を控えている場合など、大きなライフイベントの変化が予め分かっている場合は、将来家族が増えた場合の人数でも使えるベッドを購入しましょう。ライフイベントごとに何度も買い替える必要がなくなり、非常に経済的です。

インテリアや家具との相性

ベッドは大型家具の1つであり、すでにお持ちのインテリアや他の家具との色のバランスもとても大切なポイントになります。購入前には、ベッドのカラーをお部屋の中にイメージしながら、全体の統一感のある部屋づくりを心がけましょう。

また、ベッドフレームは使用されている「素材」によっても大きくイメージが変わります。代表的なものとして、木製、スチール製、レザー製、ファブリック製などがありますので、ご自身が作りたいお部屋のイメージにぴったり合う素材を選びましょう。

収納したいものや量

収納スペースが付いたベッドはお部屋をすっきり保つためにとても人気があります。特に女性の場合、服や小物の収納が不足して室内が雑然とした部屋になりがちです。扇風機などの季節家電やレジャーグッズ、ハンガー収納が必要なスーツやコートなど、ベッド下に収納したいものの種類や量を事前に正確に把握しておきましょう。

ただし、注意点としてベッド下に収納をすると、その分だけ空気の流れが遮られて湿気が溜まりやすくなります。湿気対策を万全にしたい方で、すでにお部屋のクローゼットなど収納スペースに十分な余裕がある場合は、あえて収納がないベッドフレームを選ぶのがおすすめです。

予算

新しい生活を始めるにあたっては、引っ越し費用や家電・家具の購入など、ある程度まとまったお金が必要になります。そのため、全体の予算を明確にし、ベッドの価格の上限をあらかじめ決めておくことも大切な検討材料になります。

予算のやりくりのコツ

ベッドのデザインや機能にこだわりたい方は、ベッドフレームにお金をかける代わりにマットレスをリーズナブルなタイプに。反対に寝心地にこだわりたい方は、上質なマットレスを選ぶ代わりにベッドフレームのコストを削減する、などといったバランスのやりくりがおすすめですよ。

2. ベッドの各部分の名前

ベッドを選ぶ際に、カタログや製品説明によく登場する基本的なパーツの名称と役割について解説します。これらを知っておくと、商品ごとの比較がしやすくなります。

床板(とこいた)

マットレスを直接置く部分である床板は、大きく「すのこ板」と「張り床」の2つに大別できます。すのこ板は板と板の間に隙間があり、通気性が良いのが特徴です。張り床は全面床タイプで丈夫であるため、耐久性に優れています。また、スチール製フレームの場合は「メッシュ床板」というタイプもあります。非常に通気性が高く、カビが付かないという優れた性質があります。

ヘッドボード

ベッドに横になった際に、頭側にある板のことを指しています。最近ではこのヘッドボードがないすっきりとしたデザインのベッドも増えてきています。ヘッドボードにコンセントや棚がついている便利なタイプもあり、ベッドの上で読書などを楽しむ際には心地よい背もたれとしても活躍します。

サイドフレーム

ベッド本体の側面のことを言います。このサイドに引き出しなどの収納がついている収納付きベッドも人気のタイプです。また、二段ベッドやロフトベッドには、寝返りによる万が一の落下を防ぐための「サイドガード」が付いているものがほとんどです。

フットボード

フットボードはベッドの足部分にある板を指します。寝ている間にマットレスがズレてしまうのを防ぐ役割を持っています。このフットボードがあるタイプを「ヨーロピアンスタイル」、フットボードがないタイプを「ハリウッドスタイル」と呼びます。

  • ヨーロピアンスタイル: ゴージャスな印象で、ヘッドボードと同じ高さほどあるフットボードが付いているものもあります。
  • ハリウッドスタイル: ベッドメイキングがしやすく、足元がすっきりとして見えるのが特徴です。

3. 初めてのベッドの選び方

初めてベッドを購入する際には、ただ寝るためだけの機能だけでなく、収納や照明といった便利な機能が備わっているタイプがたくさんあります。どのようなベッドがご自身の理想なのか、購入前にイメージしてみましょう。

ベッド本体の機能面

吸湿性の高い木材を使用したすのこベッドは、ベッドそのものに優れた湿気対策機能が備わっています。また、レザーベッドやファブリックベッドの多くは、ヘッドボード部分が柔らかく作られているため、ソファのように背もたれにしてくつろげるようになっています。

収納

ベッドのサイドに使いやすい引き出しタイプの収納があるものや、跳ね上げ式でベッド下全体が広大な全面収納になっているタイプもあります。寝室の収納スペースを確認し、荷物の整理を重視する場合は収納付きベッドを積極的に検討しましょう。

コンセント

就寝中にスマートフォンを充電する人が多く、ベッド自体にコンセントがついていると枕元での充電も手軽にできます。日常的にスマホ利用が多い方には、コンセント付きのベッドがとてもおすすめです。

フットランプ・サイドランプ

ベッドの側面やヘッドボードに、小さな照明が備え付けられているタイプもあります。夜間、ふと目が覚めたときやちょっとした時に、さっと手元や足元を照らせる明かりがあると安心感がありますね。

ヘッドボードにお気に入りのインテリアや小物を飾りたい方は、ベッドに小物を置ける棚がついているかどうかを確認しましょう。ベッドタイプによっては大容量の本棚として使えるものもあり、趣味やライフスタイルによってはベッドの棚が大活躍することもあります。

4. ベッドタイプ

ベッドフレームにはさまざまな形状のタイプがあります。それぞれの特徴を知り、お部屋のレイアウトや目的に合わせて選びましょう。

脚付きベッド

いわゆる一般的なベッドで、ライフスタイルや部屋の間取りを問わず広く選ばれている人気のタイプです。ベッド下に空間があるため空気の通り道ができ、湿気を効率よく逃がす効果があります。ベッドの下に掃除機やワイパーを入れることができるため、常に清潔に保ちやすく、衛生的なベッドと言えますね。

ロフトベッド

吊るす収納スペースがほしい方や、ベッド下の空間を有効利用したい方はロフトベッドがおすすめです。高さがある分、ベッド下をデスク置き場やクローゼットなど自在にアレンジできます。ハイ・ミドル・ローなどの高さがありますので、ベッド下をどう使いたいかによって適切な高さを選びましょう。

ローベッド

ロフトベッドとは逆で、フレーム全体の高さを低く抑えたタイプです。ベッド下の収納スペースは確保できませんが、ベッドの高さがない分、天井が高く感じられ、部屋全体を広く見せてくれる効果があります。また、万が一落下しても痛くないので、小さいお子さんがいるご家庭にもおすすめのタイプです。

連結ベッド

例えばシングルベッドとダブルベッドなど、複数のベッドをぴったりつなげて使用するタイプです。家族が多い場合はもちろん、将来のライフスタイルの変化を見据えて、最初は大きく使い、後から分けて使うなど長く使えるベッドとして人気を集めています。

収納付きベッド

ベッドの側面や床板の下に、便利な収納スペースがあらかじめ備えつけられているものです。小物の整理や、季節ごとに服を分けてすっきり収納したい方には最適なベッドタイプです。お部屋にチェストなどを置くスペースがない場合にも重宝します。

5. 【まとめ】ベッドを買うときは事前確認が大切

初めてのベッド選びで後悔しないためには、購入前の事前の確認が何より大切になります。「お部屋の広さや間取り」「将来のライフプラン」「必要な機能や収納量」、そして「好みの素材やデザイン」を一つずつ整理していくことで、ご自身にぴったりのベッドが自然と見えてきます。

ベッドは毎日の睡眠を支え、一日の疲れを癒やす大切な家具です。寝る前の時間や朝起きたときにどのように過ごしたいかを具体的にイメージしながら、じっくりと比較検討して、あなたにとって最高に心地よい理想の1台を見つけてみてくださいね。

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