家具には色々な塗装があります。
塗装の違いで、家具の雰囲気は大きく変化し、メンテナンス方法も異なります。
家具を選ぶ際に「家具の塗装」を知っておくと、より自分に合った家具を選ぶ助けにもなってくれます。
無塗装の無垢材家具は、木材の表面が繊維構造のため、液体が付着するとすぐに木材繊維に浸透してしまい、液染み汚れになってしまします。
そのため身の回りにある家具などの木製製品は、一般的に木の表面が塗装で保護されています。
そういった家具の「保護」的な意味での必要性と「美しく仕上げる」という意匠的なニーズも塗装が用いられる理由です。
家具の塗装を大きく分けると「UV塗装」「ラッカー塗装」「ポリエステル塗装」「ウレタンクリアフィニッシュ(ウレタン塗装)」「オイルフィニッシュ(オイル塗装)」などになりますが
中でも代表的な塗装は、「オイル塗装」と「ウレタン塗装」です。
今回はこの2種類の塗装方法についてのお話です。