この記事を書いているのは2025年1月9日です。こちらは福岡なのですが、今のところ今冬の中でも一番寒いです。九州というと割と暖かいイメージを持たれる方も多いかと思いますが、気温がついにマイナスに突入しました。
家にいる間はこたつと石油ストーブで寒さをしのいでいますが、寒さが増せば増すほどにますますこたつの有難みが湧きますね。正直一度入るとなかなか外に出られなくなるほどに中毒性?があります。
国内でもこちら以上に気温の低い地域の皆様もたくさんいらっしゃると思いますが、なんとかこの寒さを耐え抜いて、暖かい春の到来を待ちましょう(笑)
というわけで今回は「こたつ」という日本独特の冬のお助けアイテムの歴史について、独自にお調べした情報を掘り下げてご案内したいと思います。
こたつは、日本の伝統的な暖房器具で、主に冬の季節に使用されます。
その歴史は、古くから続いており、形態や使用方法が時代とともに進化してきたそうです。こたつの起源については、いくつかの説があるらしいのですが、以下のような説明がありましたのでご紹介します。
こたつの起源
当時の「火鉢」や「囲炉裏(いろり)」がその前身と考えられます。これらの暖房方法は、床に座ったり寝転んだりして火を囲む形態が一般的だったそうです。しかし、火鉢や囲炉裏は、体全体を温めるのには不便で、部屋全体の温度も上げるわけではなかったため、より効率的な暖房法が求められた。というわけです。

こたつの進化
こたつとしての形が確立されたのは、江戸時代の後期からとされているそうです。この時期に、火を使う場所が足元に集中的に温まるように改良され、座布団の下に火鉢を置くスタイルが登場。このスタイルが「こたつ」の原型と考えられているそうです。

電気こたつの登場
昭和初期になると、ガスや電気を利用した暖房器具が登場し、こたつにも電気ヒーターが取り入れられるようになりました。これにより、炭を使う手間が省け、より便利で清潔なこたつが普及。特に1950年代から1960年代にかけて、電気こたつは家庭用暖房器具として広く普及し、現在のこたつの形態が確立したそうです。
戦後の日本では暖房器具としてとても重宝されていたことが想像できますよね。

現代のこたつ
今日のこたつは、暖房効率やデザインの進化により、様々なタイプがあります。電気ヒーターや赤外線ヒーターを内蔵したこたつは、手軽に温まることができ、さらに低消費電力で経済的です。また、テーブルのデザインも多様化しており、家具としても使えるものが増えています。実際我が家でも「こたつ」というよりももはや普通に「テーブル」として単独で機能しますので、そういった方の方が多いんじゃないかと思います。(テーブルとして使用していてこたつの機能も実はあるというようなイメージです)

こたつは、ただの暖房器具ではなく、日本の冬の風物詩として、家族や友人が集まり、温かい食事を共にする場としても重要な役割を果たしています。実用的でありかつ憩いの場を提供するツールとしても有用であるということですね。
いかがでしたか?
以上で今回の「こたつの歴史について」の記事を終わりにしたいと思います。